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便潜血陽性と診断されたら…?

こんにちは。
9月も半ばに入りましたが、まだ暑さが厳しいですね。それでも時折吹く朝晩の涼しい風に、季節の移ろいを感じます。

さて、秋から年末にかけては、毎年健康診断の受診者数がピークを迎えます。それに伴って、健診で便潜血陽性を指摘されて当院を受診される方が増えてまいります。

便潜血陽性になったら、大腸内視鏡検査を受けることを強くおすすめします。

一般的には、便潜血陽性になった方の約30%に、ポリープや大腸がんなどの大腸の病気が発見されると言われています。
「痔があるから・・・」「生理の終わりかけだったから・・・」このような自己判断で大腸内視鏡検査を受ける機会を逃してしまったために、大腸がんが進行してしまった患者さんを、これまでたくさん拝見してきました。「検査への不安」「病気が見つかることへの不安」、たくさんの不安な気持ちから、大腸内視鏡検査を先延ばしにする、不安や心配な気持ちは非常によくわかります。
しかし、大腸がんは早期に発見できれば、負担の少ない内視鏡治療で完治することが可能です。

健診で便潜血陽性を診断されたら、ぜひ当院の外来でご相談ください。そして大腸内視鏡について不安に思っている点は、どんな些細なことでもお話ください。当院の院長はもちろんのこと、当院のスタッフも長年内視鏡検査に携わってきた経験豊富なスタッフです。

本日は「便潜血陽性と診断されたら?」というテーマで解説いたしました。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。